今さらだけど「シングル狙うのは『簡単』ではないよ」という話
その昔、初めてお会いした方とメドレーをしていて、501 で先に上がった瞬間、
「え?マスターアウトじゃないんですか?ずるくないですか💢」
と怒られてしまったことがあります。。
個人的には「設定どおりに上がってOK」だと思っているので、マスターアウト設定してないんだからいいやん…と、心の中では思いつつも…すみません!と謝ることになり、勝ったのにちょっともやもやが残ってしまいました。
よく一緒に投げる方々との間では ( PHOENIX はスタッツが途中で切れないということもあり) マスターアウトではなくオープンアウトが普通だったのもあるんですが、最初にマスターアウトにするかどうかを確認すべきでしたね(n_n)
シングルアウトは『簡単』なのか?
こんなふうに「ずるい!」「邪道!」みたいに言われてしまうこともあるシングルアウトですが、本当に言われるほど簡単なのでしょうか?
前回、実寸大のダーツボード素材1を作りましたので、シングルとブルの大きさを比べてみました。
アウターシングルとブルの大きさ
けっこう難しくないですか!?
たしかにブルよりは大きいですが、真ん中あたりだと横幅はブルよりも小さいですし、これまで思っていたイメージよりも、シングル意外と小さいな?難しそうだぞ?となりました。
狙って入れられる確率
ちょっと深掘りして、ある確率モデル2にしたがって「シングルを『狙って』入れられる確率」をシミュレーションしてみました。以下はその結果になります!
値を表にまとめてみました。なお、シングルはアウターシングルのみを考慮していて、インナーシングルへのキャッチは考慮していません。
BULL | SINGLE |
---|---|
10.0% | 15.8% |
20.0% | 30.3% |
30.0% | 43.7% |
40.0% | 55.3% |
50.0% | 66.7% |
60.0% | 76.3% |
70.0% | 84.6% |
80.0% | 91.5% |
90.0% | 96.8% |
こちらを見ると、ブル率 40% (BB~Aフラ) で 55.3% 程度!つまり、だいたい 2 本に 1 本弱は入れられない!ということがわかります。
やっぱり、シングルそんな簡単じゃないよ!?
まとめ
今回は、ブルに対して「シングルがどれくらい難しいのか」について調査してみました。
ブルはカウントアップや削りなどで投げ慣れているということを考慮すると、いろいろなところに投げなければいけないシングルアウトはもうブルアウトと同じくらい難しいのでは!?という気すらしてきますね(笑)
もしシングルアウト OK なゲームで「シングルアウトはダサいかな…」と思ってマスターアウトを狙いがちな、そこのあなた!恐れることなくシングルアウトしよう!!シングルは十分むずかしい!
…ただし、対戦相手とはルールの確認をしておきましょうね😁
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