よしだラボ

ひと桁の偶数はオープンアウトでもダブルを狙ったほうがいいかもという話

ゼロワンで小さい数が残ってしまうと、なんかいやな予感がしますよね。。

そんな時でも、少しでもフィニッシュできる確率を上げたい…!ということで、今日は拙作「アレンジ(ブル率別)」を見ながら1~20という小さめの数字のアレンジについて考えてみたいと思います!

アプリは↑のリンクからご利用いただけます。以前の紹介記事 「確率にもとづいたゼロワンのアレンジ!|「アレンジ(ブル率別)」を使ってみる」 もあわせてご覧いただけると幸いです。

【テーマ】ファットブル・オープンアウト・ブル率30%・残りスコア1~20

今回は、以下の条件でのアレンジを見てみます。

  • ファットブル・オープンアウト
  • ブル率30%
  • 残りスコア1~20

残り3投

まずは残り3投のアレンジから。

オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り3投
オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り3投

アレンジとしては以下のようにまとめることができます。

  • 2、4、6、8はダブルアウトを狙う
  • それ以外は(アウター)シングルアウトを狙う

ここではフィニッシュ率についても考えてみたいと思います。各スコアの右端にフィニッシュ率があります。オレンジ(赤)が「狙い通りにフィニッシュできる確率」、薄緑が「カバーしてフィニッシュできる確率」でグラフとして表示されており、その合計値がトータルのフィニッシュ率として記載されています。

まずは10未満のスコアについて考えると、偶数(2、4、6、8)が特徴的ですね。ダブル狙いからで、奇数(1、3、5、7、9)よりも 2.7% ほど上がりやすいということがわかります。微妙な差にも見えますが、100回トライしたら3回近く多くフィニッシュできるという確率、ということになります。

ちなみに40%のブル率だと5%ほど偶数のほうが上がりやすいと出ます。けっこう大きいのでは!?

10以上の数字になると、シングル狙いでも「カバーしてフィニッシュできる確率」が増えてきます。これは、隣接するナンバーが小さくなるのでバーストの確率が減るからですね。10は隣接ナンバーに15が、11は隣接ナンバーに14があるのですが、12以上のナンバーでは隣接が2つとも自身よりも小さな値となるので、フィニッシュできる確率も上がってくる、ということがわかります。

さらに、3本持ちで最も上がりやすいとされるのは20、ということも読み取れます。

残り2投

残り2投ではどうでしょうか。

オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り2投
オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り2投

こちらもアレンジとしては残り3投の場合と全く同じになりました。ここでも、最もあがりやすいのは20と出ています。

残り1投

最後に残り1投のアレンジです。

オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り1投
オープンアウト 1~20 (ブル率30%) 残り1投

こちらはすべてアウターシングル狙いと出ています。残り1投の場合、最もフィニッシュ率が高いのは16になります。これはD08へのキャッチがあるためですね。

明日から役に立つかもしれない狙い方

これまで見てきた内容から、ファットブル・オープンアウト・ブル率30%の残りスコア2、4、6、8で、残り2投以上であれば、ダブルアウトを狙うと結果的にシングルアウトを狙うよりもフィニッシュ率がやや高くなるといえます。

ダブルアウト狙いのメリット

よくわからん謎のアプリが出力した謎の値ではなかなか納得しにくい…という面もあるかと思いますので、ここからは「オープンアウトひと桁偶数残りはダブル狙い」を実践したくなるように、ダブルアウト狙いのメリットについて考察していきたいと思います。

メリット①:狙うエリアを大きくとらえられる

シングルアウト狙いの場合、当然ながらダブルへのキャッチが許されません。アウトボードくらいズレてくれれば逆にラッキーですが、1投で決める!という場合にエリアがアウターシングルに限定されていると意外と緊張してしまうもの。「ダブルならフィニッシュ、シングルでも、アウトボードでも次がある」と考えられると、少しリラックスして投げられる気がしませんか?

メリット②:1投目の感覚を活かしやすい

メリット①に近い内容ではありますが、1投目でダブルに入らなかったとしても、シングルやアウトボードだった場合は1投目の感覚を2投目以降に生かすことができます。うまく調整しつつ、アウトを狙う、ということができるのでシングルアウト狙いよりも調整がしやすくなるのではないでしょうか。

最後の1投で「シングル!同じところ!」を意識しすぎてダブルに入ってバーストしちゃう、というのもあるあるなんですけどね…

メリット③:マスターアウトやダブルアウトの練習になる

本記事ではオープンアウトの場合について考察してきましたが、実践ではオープンアウトルールではないという場面も多々あるかと思います。フィニッシュ率も高いし、マスターアウトやダブルアウトの練習にもなる!と考えると一石二鳥ですよね。積極的に、ダブルアウトを狙ってみましょう。ただし、ラスト1投はシングルに切り替えたほうが良いです!

まとめ

ファットブル・オープンアウト・ブル率30%の場合、残りスコア2、4、6、8のラウンドではダブルアウトを狙ってみよう!

なお、ブル率によって種々の確率が変わるため、ひと桁の偶数のフィニッシュ率に関しても以下のように傾向の変化がみられました。

  • ブル率20%以下では、この攻め方をするよりもいきなりシングルアウトを狙うほうが良い
  • ブル率25%では、残り3投ではダブルアウト狙いだが、残り2投ではシングルアウト狙いが良い
  • ブル率30%以上では、今回の考察どおりラスト1投以外はダブルアウト狙いが良い

このように「アレンジ(ブル率別)」では、「確率的に最適なアレンジ」をブル率別にご覧いただくことができます。ご自身のいまのブル率を当てはめたり、これから上達することを想定してちょっと上のブル率のアレンジを見てみたりとご活用いただければと思います。

というわけで本日はここまで!最後までご覧いただき、ありがとうございました(^ ^)/。

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